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あんたにそんな趣味が…。

東京都港区の森美術館で開かれている美術家会田誠さん(47)の個展「会田誠展 天才でごめんなさい」の展示作品に対し、市民団体から「児童ポルノであり性暴力。撤去すべきだ」との抗議があったことが7日、分かったらしい。美術館側は文書で回答、展示意図などを説明したという。

抗議の対象となったのは主に「18歳未満入場禁止」のコーナーの作品。四肢を切断された全裸の少女が首輪をされてほほ笑む「犬」という連作など、性表現を含む刺激の強い作品を集めているそうだ。入り口には「このような傾向の作品に抵抗がある方は、入場をご遠慮ください」との注意書きもあるという。

この不愉快千万な話題。
以前、ツイッターで呟いたわけだが、その後、世間的に話がどんどん大きくなっているの様子なので、ブログのほうでも取り上げる事にした。

もちろん、教室の作品や巷のエロ作品がご立派な“芸術”だとは言わない。(ただし、浮世絵の例もあるように、時が経てば評価は大きく変わるものです。)その上で。

不愉快さの源泉は、今現在有る一定の権威から“芸術”と御墨付きをいただいた作品にまでクレームをつける、キ印な連中の傲慢と怖さである。
この、自分が見て不快なものは、抹殺しても構わないと言う、独善は、そのまま、思想言論の統制に直結する。

以前、ナチスの「退廃芸術展」について書かせていただいたが、戦前の治安維持法制定過程でも、やはりエログロ・ナンセンスといった誰もが規制に反対し辛い分野から徐々に、思想信条の統制へと強化されていった事を付け足しておく。
この時も、某キ印婦人団体の声が大きかったそうだな。その団体、今も「児ポ法改悪」を強力に推進していると言うから、あきれるばかりだ。なんの反省も無い。

この人たちは、一体どんな世界を目指しているんだろうね。そのうち、男(オス)の存在そのものを“悪”として規制しようとするぜ!きっと。

さて、今朝も意外なところで意外な方が、このブログを見ていていることを知った。
妻帯者であるその方は、このブログを読んでいるところを見つかって「あんたにそんな趣味があったとは…」と言われ、バツの悪い思いをしたそうである。

奥方様には、是非是非、性的マイノリティーへの理解を深めて欲しいものである。
ご自身の価値観と違う人間が存在し、その対比の中で、はじめて自分の存在も際立ち輝くという、当たり前の事に気がついていただきたいのだ。

最後になったが、変態新聞が館長と作者のコメントを報じている。

館長コメント「諧謔(かいぎゃく)と洞察に満ちた会田芸術の本質は、彼の作品の総合的な紹介によってのみ、理解することができる」

会田さんのコメント「『人を不快な気分にさせないこと』という制限を芸術に課してはならない」とコメントしている。

その通り!

会田誠作品集  天才でごめんなさい会田誠作品集 天才でごめんなさい
(2012/12/31)
会田誠

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[ 2013/02/09 21:00 ] 規制 | TB(0) | CM(-)

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